資格取得を目指せる英会話教室

英会話教室で勉強をして取得できる資格には、主に「英検」「TOEIC」「TOEFL」の3つがあります。これらの資格の名前を聞いたことがある人は多いでしょう。ですが、それぞれの資格の特徴については、きちんと違いを把握できていないかもしれません。そこで今回は、英語の資格試験や、英会話教室で受講できる資格取得プランについてまとめていきます。

英検って、どんな資格？　メリットはあるの

文部科学省後援の資格である英検は、幅広い年齢層が受験しています。英語学習の初期段階から生涯にわたる継ぎ目のないスコア尺度が必要だという考えのもと、国際基準規格のCEFRと関連性をもたせたユニバーサルなスコア尺度の試験を開催。学習進度やレベルに応じた学習目標として最適です。また、スピーキングを含む4技能（聞く、話す、読む、書く）を測定し、日常会話からビジネス活用まで、実践的な英語を積極的に使える人材を育てることを目的としています。身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定して試験問題を出題するので、英検受験のために勉強することが、そのまま、日常会話やビジネスシーンで役立つ英語を身につけることにつながるでしょう。

実用英語の力を育てる7つの級を設定している英検は、目標設定がスムーズにでき、一歩ずつステップアップするためのツールにもなります。英語の基礎を身につけ、一歩ずつ確実にステップアップできる5級・4級・3級。使える英語の幅を広げ、世界へ飛躍する力を養う準2級・2級。品格のある英語使用者として国内外で高く評価される準1級・1級……と、受験者の英語レベルに応じて、どの級からでもスタートすることができます。

TOEIC L&Rテストってどんなテスト？

TOEIC L&Rテストは、非営利テスト開発機関 Educational Testing Service（ETS）によって開発・制作されている試験です。ビジネスや日常における英語でのコミュニケーション能力を幅広く測定することを目指しており、2技能(リスニングとリーディング)を測定します。その結果は合格・不合格ではなく、10～990点のスコアで出されます。リスニング495点とリーディング495点、合わせて990点が満点のスコアとなります。結果が合否ではなくスコアで表示されるので、自分の英語力を客観的に知るためには最適でしょう。
なお、TOEIC L&Rテストは実施回数が年10回あり、受験地も多いという特徴があります。

TOEFL iBTテストってどんなテストなの？

TOEFL iBTテストは、アカデミックテストとして、コミュニケーションに必要な｢読む｣｢聞く｣｢話す｣｢書く｣の4技能を総合的に高い精度・公平性をもって測定します。英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストです。つまり、英語を母国語としない人が英語を使って勉強をする大学などに通う場合の英語能力の証明となるでしょう。

TOEFL iBTテストの特徴としては、試験がすべてコンピューターで行われることがあげられます。スピーキングはマイクに向かって話をし、ライティングはキーボードでのタイピングで行います。また、採点されないダミー問題が出題されることもあるので注意が必要です。

試験対策におすすめのスクールはココ！

ECC外語学院

「英検®4技能総合対策コース」（10週間）
出題傾向を知り尽くした専任講師が、短時間で正解するテクニックを教えてくれます。パート別対策で基礎を固め、時間内に正答する英語力とテクニックを習得。

シェーン英会話

「TOEIC® L&Rテスト対策コース」（12回もしくは24回）
日本人講師によるきめ細かい指導で、語彙や文法などの基礎力をつけながら、各パートごとに重要なスキルや問題へのアプローチ法をしっかり学べます。

イングリッシュカンパニー

「全レベル対応コース（TOEIC® L&Rテスト）」（3ヶ月）
個々の課題を発見し、それを解決することで高い効果を目指します。

日米外語学院

「TOEFL®テスト対策プラン」（個人別カリキュラムのため、決まった期間はなし）
長年にわたりテスト対策を行ってきた経験を活かし、質の高いレッスンを提供。日本人が不得意なTOEFL iBTのスピーキング、ライティングセクションの対策もしっかりと行うことができます。